お疲れ様です。
セコマ美味しい( @secomaoishii )です。
そして集いしスターダスト
ノーマルのどら焼き(つぶあん)、ダークヒーローのごまどら焼きときて、今度は白あんのSecoma「絹てぼうどら焼き」ときた。戦隊ものとかで後から合流してくるヒーローもしくは、旅の中で増えていく仲間たちかよ。
絹てぼうって何よ?と筆者以外にも思った人が多数いるのか(あるいは筆者が浅学なのか)、パッケージ裏面には絹手亡豆について解説があった。十勝の出身ということは、これはもう美味さ確約ですね(暴論)。
ない……!
意気揚々と袋を開けて取り出してみると……ない!
セコマのどら焼きの目印ともいえる北海道の焼き印マークがない!
何で!?絹てぼうどら焼きは仲間じゃなかったの!?もしかして仲間と見せかけての裏切り者!?もしくは仲間ではないけれど、時折助けてくれる賢者とか老戦士といったゲストキャラのポジション!?
仲間だった!よかった!
焼き印がないことに動揺してしまったが、問題は味だ。味こそが魂の還る場所。これさえ同じなら焼き印の有無など些細なこと。
まず皮だが、これはどら焼き(つぶあん)と同じ感じ。よかった!この時点で仲間であることは約束された。
だが中身は、白あんということもありだいぶ異なる。ややざらつきのある食感と、つぶあんに比べて甘く、その甘さも後に残るところが特に異なる部分だ。
ただ、甘ったるさがいつまでも口の中に残る感じではない。奥深い甘さが広がる感じだ。砂糖でしっかり甘味を確保しつつも、それはあくまで絹てぼうの味を引き立たせるためのものといったところか。またつぶあんなので、入っている豆はしっかりめで、固くはないものの少し歯ごたえがある。ちょうどよいアクセントだ。
あと、白あんのパサつき0。
というかこの白あん、「じゅわっと」レベルでものすごくしっとり感がある。「じゅわっと感」というと、普通フィナンシェとかマドレーヌとかで「バターがじゅわっと」といった表現をすることが多い、しかしこの絹てぼうどら焼きの白あんのじゅわっと感は、並みのじゅわっと感を軽く凌駕する。じゅわっと感とはかくあるべきという見本のようなレベル。
これは素直に感動。
あー、この絹てぼうどら焼きは、物語でいうところの前作主人公ポジションですね。主人公御一行ではないけれど味方であり、その誇り高き黄金の精神は共通という感じの。
このポジションなら、焼き印がないことも納得。
恥を忍んで告白いたします
ちなみに調べてみると、そもそも白あんって小豆でなくいんげん豆の仲間なのですね。勝手に小豆の表皮を剥いて潰したものを白あんと、今まで勘違いしていました。あまりにも無知すぎる……。そりゃ、白あんと普通のつぶあんで全然違うわけだわ……。豆の種類が違うんだから……。
最後に筆者の無知さを露呈する結果となってしまったが、Secoma「絹てぼうどら焼き」はものすごく美味しい。とくに白あんのじゅわっと感は感動もの。やっぱセイコーマート、和菓子屋になるべきだよ。
あ?値段?ウソみたいだろ。税込149円なんだぜ。これで……。
安すぎだろ。採算取れてんのか!?ちゃんと利益だせよ!なくなったら困んだよ!(見当違いな怒り)
値段に対しクオリティが高すぎて、思わず血圧が200を超えてしまったが、とにかく買って損のない一品だ。
見つけ次第、腹ペコ諸氏は確保すべし!
▼お茶もどうぞ
|