お疲れ様です。
セコマ美味しい( @secomaoishii )です。
あまりにも潔い
商品名が「マフィン」というたった一言って、潔すぎじゃね?
たしかに、よもやセコマのYOUR SWEETSの定型文と化している「北海道産豊富町バター・牛乳使用」という謳い文句はあるけれどさ。
食べれば分かるってことかな?
お前、本当にマフィンか?
その「マフィン」というただ一言の潔い商品名と裏腹に、開封した瞬間の香りは、まさかのじゃがバターの香り。いや、ほんと。まったくもってマフィンひいては焼き菓子の香りゼロ。繰り返す。じゃがバターの香り。
しかしじゃがいもが原材料に使われているわけでもない。不思議。
もしかして生い立ちが複雑なパターン?
なお、重量は70.8gと、比較的よくスーパーやコンビニで見かけるこの手のマフィンとおおむね同程度だ。
地味に高得点
この手のマフィンを食べる時にネックとなるのが、包み紙上手く剥がせない問題だ。なお筆者は、全日本マフィンの包み紙上手に剝がせない協会の理事長になれるくらいには、上手く剥がせない人間であることを申し添えておく。
しかし、さすがセコマのYOUR SWEETS。心配は無用であった。セコマのマフィンは!上手く!剝がせます!(大声)
じゃがバター味じゃないよね……?
実際にマフィンを食べてみると、生地はしっかりかつみっちり目。味はオーソドックスなパウンドケーキであった。よかった。じゃがバターじゃない。なお、パサつきは例によって0である。この辺りは、やはり北海道産豊富町バター使用が効いているのだろう。
焼きドーナツほどではないが、しっかりとバターを感じる。しかし焼きドーナツと違い、後味に卵と小麦がいるので、ちゃんと焼き菓子を食べているという感覚はあるぞ。
そうなると、じゃがバターの香りはなんだったんだろう?
おそらく、使用されているバターの量の多さと、小麦(=でんぷん質)の香りが、嗅覚に対しじゃがバターを想起させたことによるものと考えられる。
そう考えると、焼きドーナツほどでないにせよバターの暴力性をしっかりその身に宿している。実際、しっかりマフィンを触った手はベトベトになったし。
オープンザプライス
いや、美味しかったけどさ……。このマフィン、本当に税込130円でいいの!?他のコンビニだったら、200円~230円くらいの値段すると思うよ!?
……なるほど、開発時に商品名を考える時間分をなくし、シンプルに「マフィン」と名付けたことで、人件費ひいては開発費を浮かせたわけだな。(迷推理)
まあ実際は、セコマの材料仕入れ網や販売網の強みで、これだけのクオリティを、この低価格で提供できているんだろうけどさ。
ちょっとあまりにシンプルな「マフィン」という潔すぎる商品名で、そういう意味では若干目立ちにくい存在かもしれない。
けれど、さすがセコマのYOUR SWEETS。バターで思いっきりぶん殴ってくれるぞ!みんなもぜひぶん殴られにいってくれ!
▼ぶん殴ってこないやさしいマフィンもどうぞ
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