お疲れ様です。
セコマ美味しい( @secomaoishii )です。
ずんだ=枝豆と砂糖という抵抗感
ずんだといえば仙台。が、筆者はずんだって一度しか食べたことないのよね。仙台に行く度、萩の月と牛タンはコンプリートしてくるくせに、毎回ずんだだけはスルーしている。
美味しいことは知っている。けれど、枝豆に砂糖を混ぜるというのが、どうも頭で引っかかってしまうのだ。たとえ安心と信頼のセコマがそれをやったとしても。
冷静に考えれば、枝豆と大豆は元々同じものだし、大豆に砂糖を混ぜたら大勝利でしかないのだから、これは「枝豆はかくあるべき」という概念に縛られた筆者の規範意識の問題であろう。
これは、己を打ち破らんとする一人の人間と、セコマ「ずんだどら焼」(税込149円)の物語である。(針小棒大の極致)
香りがえびせん
さっそく開封してみると、どら焼きの香りがしない。するのはえびせんの香り。もちろん、原材料にえびは一切使われていない。しかしたしかに、どら焼きでなくえびせんの香りがするのだ。
なるほど。「どら焼きの形をしているからどら焼きの香りがする」というのは、筆者の固定観念にすぎない。己を打ち破るとは即ち今までの自分を否定するということ。これはセコマから与えられた試練なのだ。
ちなみに、なぜえびせんの香りがするかは謎。
重量は72.7gと、セコマ系どら焼きとしてはいつも通りだ。
味は裏切らなかった
割ってみても、やはりえびせんのような香りは変わらない。
なお、皮は普通のどら焼きと変わらないようだ。
甘さは粒あんより強めなものの、案外癖はない。パッケージに書いてある通り、枝豆の食感もちゃんと感じる。同時に、枝豆特有の少し青っぽい風味が鼻を抜ける。
小豆ではないので、当然あんこっぽさとは違う風味だ。でも食べてみると、ちゃんとどら焼きだった。むしろ思っていたより美味いな。
美味いものに国籍は不要
北海道出身のセコマが、関東で展開している店舗で、仙台名物を食べる。
──もうわけわかんね。
でも、美味しい。またあったら買おうかなと思うくらいには。セコマ「ずんだどら焼」のおかげで、また一歩己の限界を超えられた気がする。
でもこれも、パッケージに書いてある通り、北海道産小麦のおかげだろう。やはり良い素材で作られたからこそ、筆者のずんだへの抵抗感を払拭することができたのだ。
多分季節もののどら焼きだろうから、「ずんだどら焼」が欲しい人は、早めに買って食べてみてほしい。ちなみに北海道マークがないが、ちゃんとこいつもセコマ系どら焼きの魂を持っている。安心してくれ。
▼仙台からお取り寄せもどうぞ
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