お疲れ様です。
セコマ美味しい( @secomaoishii )です。
よう、兄弟
ヤマザキの「スイートサンド 北海道産バター入りマーガリン」を見た瞬間思ったのは、同じくヤマザキのスイートブール。
いくら「北海道フェア」を謳おうが、パッケージを雄大な景色で覆おうが、間違いなくそれらを打ち消す赤き「ヤマザキ」のロゴ。
これはもう色々と約束されたようなもんだろ。大船に乗った気持ちでOKだ。
直径17cm・重量159gというサイズ感、そして税込151円という、でかくて安いの王道をゆく姿は、間違いなくヤマザキの系譜。
スイートブールの上位互換かと思いきや
そんなスイートブールに、マーガリンのクリームが入ったスイートサンドが登場したときたら、これはもうスイートブールもお役御免だ。スイートブールも、まさか身内に撃たれてその最期を迎えることになるとは思わなかっただろう。
戦場では、背中にも注意していなければならないのだ。
まずスイートサンドの表面の生地だが、このクッキーっぽい感じといい味といい、もう間違いなくスイートブール。強いていえば、スイートブールのほうがほんのごく僅かに甘い気もするが、ほぼスイートブール。
では、本命のクリームを食べてみたら……なんとしっかりマーガリン。甘さなし。(実は筆者が勝手に勘違いしていただけなのだが、パッケージには最初からちゃんとマーガリンと書かれていた)
そしてスイートブールの甘味とマーガリンが合わさって、スイートブールとは全く別ベクトルの甘しょっぱさが広がる。これは以外だ。てっきりスイートサンドはスイートブールの上位互換かと思いきや、それぞれ全く別の個性を発揮している。
甘いとしょっぱいの連続はまさに永久機関。いくらでも食べていられる類の味だ。
ちなみに、「なんでバターじゃなくてマーガリンなんだ」と憤る方もおられるかもしれない。しかし、これバターだったら食べきれない人が出てくると思う。それくらいしっかりとマーガリンが分厚く入っている。
絶望は甘い罠
さて、そんな甘しょっぱさを楽しんだ後に裏面を見ると、カロリーは脅威の600kcal超え。大人諸氏からすると、たった1個の菓子パンでこのカロリーは、なかなかの絶望感だ。
しかしこの甘しょっぱさはクセになる。本能と理性のせめぎあい。
スイートブールとは上下関係ではなかった。同じ出身とはいえ、それぞれしっかりとしたアイデンティティを確立していたのだ。気になる腹ペコ諸氏は、このスイートサンドとスイートブールを食べ比べてみるのもいいかもしれない。
両者合わせて1000kcalを軽く超えるが、スイートサンドとスイートブールでぶつかり合ってカロリーゼロになるだろう(テキトー)。
▼とりあえず、気持ちだけでもゼロカロリーへ
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