お疲れ様です。
セコマ美味しい( @secomaoishii )です。
あんまり見ない
鮭とばとかさきいかはよく見るが、かれいの乾き物ってあまり見ないよね。子供の頃から、さきいかやするめいかといった乾き物大好き人間の筆者は、このめずらしい北海道日の出食品「むしりかれい」を、迷わず手に取ってレジに持っていきましたとさ。
あれ?さきいか?
率直に言って、やや控えめな香りのさきいか。まあいかといいかれいといい、比較的淡白な魚介類なので、この辺りは調味料の影響も大きいのかもしれない。
ちなみにパッケージ上は20gらしいが、重さを量ったら20.2gだった。ちょっと嬉しい。
夏の記憶
かじってみると、さすがに乾き物だけあってそれなりに歯応えはある。するめいか未満さきいか以上といったところか。もともと魚の切り身なので、肉の繊維に沿って、かじり取れるという感じ。
味は……率直にえんがわかと言われると違う気がする。白身の焼き魚という感じ。
筆者の記憶上一番近いのは、夏休みの家族旅行にて、海辺の民宿の朝食で食べたアジの干物。
──なかなか取れないアジの背骨。父は見事にアジの背骨を綺麗にはがしていく。骨を取るのを手伝ってくれる母。妙に美味しく感じるお米。今日も1日楽しいことが待っていることが約束されていた在りし日。──
あれ、目から海水が……。
まあ、筆者の感傷はどうでもよいが、この味になったのは、昆布だし・かつおだし・しいたけだしの合わせ技によるものだと思われる。乾き物界隈ではめずらしい味かも。美味。
あと、アジだけに味って思った人、怒らないから前に出なさい。
お酒とのマッチング度は
多分良いと思う。というのも、筆者は体質的に酒を飲めないので、どのくらいマッチするかとか、どの酒に合うかというのをここで申し上げることはできない。ただ、やや濃いめの味付けかつアジの干物の味がした以上、合わないということはないと思う。
個人的には、税込248円で昔の思い出に浸れるなら悪くないかな。いや、昔を思い出させると分かっていたら買わなかったかも……。いや、でも……。うーん……。
何も考えなくてよかったあの頃を思い出すと、明日起きたくなくなるから、今日はこの辺で終わりにしよう。
▼おつまみどうぞ
|